『得点奪取 古文 記述対策』の基本情報
著者:竹村良三・武田博幸・伊田裕
出版社:河合出版
ざっくり言うと:難関国公立大学二次試験レベルの参考書!直前なら「典型問題篇」を優先に!
『得点奪取 古文 記述対策』の概要
『得点奪取 古文 記述対策』は河合出版の得点奪取シリーズの一つです。
二部構成になっており、第一部が「典型問題篇」、第二部が「練習問題篇」です。
典型問題篇では三つの典型的な記述問題(解釈・説明・要約)について、それぞれの解き方が学べます。練習問題篇では、実際の入試問題に即して作られたオリジナルの問題で典型問題篇で習得した知識を確かめつつ問題演習ができます。
別冊で採点基準や全文解釈、設問解説などもついています。
『得点奪取 古文 記述対策』の難易度と使い方
『得点奪取 古文 記述対策』は難関国公立大学を目指す受験生におすすめの参考書です。
掲載されている問題は全て記述式の問題で、難易度の高い参考書と言えます。古文の学習を一通り済ませて、演習に入る、二次試験の対策がしたい、という方に向いています。
まずは第一部の典型問題篇に丁寧に取り組むことに専念しましょう。ここで問題の解き方、採点基準をしっかりと頭に入れた状態で、第二部の演習に入ってください。特に直前期にこちらで記述対策を行う場合は、第一部を完璧に仕上げることを優先しましょう。あまり時間をかけられない受験生は、自分の志望校の過去問から出題傾向を確かめてから練習問題に取り組むのも良いと思います。自分の解答をしっかり模範解答と照らし合わせて採点基準を正確に盛り込んだ解答を作れるようになりましょう。
問題数も多く、理系の受験生には少し重たくなる可能性があるので、直前期には使い方を工夫して効率よく勉強してください。
『得点奪取 古文 記述対策』の他の参考書との違い
『得点奪取 古文 記述対策』は他の古文の参考書に比べて、難易度は高めです。すべて記述式の問題で構成されていて、難関国公立大学の二次試験のレベルです。解答の配点も細かく書かれていて、採点基準が明確にわかるので、自己採点でも正確に採点できます。
古文の参考書どれを使ったらいいかわからない受験生は!
「古文苦手すぎる・・・」
「マークはいいけど記述は・・・」
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